2012-04-06

孤児院。


カンボジア記事ラスト。


締めくくりは孤児院。
もう一ヶ月も経っちゃったんだなぁ
書くのおそいなぁ、私。反省。。。。
またみんなに会いたいな。





100以上もの学校をつくってきたなかで、
このひとつの孤児院は特別な存在です。

ここのみんなが家族で、先生たちが親がわり。
この孤児院が彼らのおうちです。

中には、ごみため場で裸足でゴミをあさって職にしていた子どももいると聞いています。
親がエイズで亡くなったり、辛い過去を背負っている子どもたち。

でも、笑顔のお迎えに少しホッとしました。




すてきなダンスも披露してくれました!


たくさん練習したんだろうなぁ。
とっても上手でした!



そして子ども達はかなり元気!!!

中央右手 ピントがぼけてしまいましたが渡邊会長。
この方のカリスマ性はやっぱりすごかったです。


今回30名程の視察参加者がいらっしゃってたんですが、
企業家さんばかりで、私なんかは間違いなく最年少。
食事の席では緊張しました。。
でも皆さん気さくに話してくださって、色んなお話ができ、貴重な経験になりました。

人を引っ張っていく方々って、やっぱりキラキラしててかっこいいですね。





中には孤児院の里親になり、やっと里子に会えたという方も。

これまで里親って不思議な感じがしてたんですが、
一番シンプルで、愛ある支援だと思いました。
今は里子待ちの状態なんだとか。

みんなに幸せになってもらいたいなぁ





あき時間には、少しだけスケッチもしました!





描いてるとまわりの子たちが寄ってきて、絵をみてクスクス。
「次は私も!」って順番待ちになっちゃいました。


言葉は全然必要なかったなぁ。
絵がかけてよかったと思う瞬間。



他にも、バドミントンをしたり、折り紙をしたり。

あっという間に時間はすぎてしまいました。
バスでのおみおくりは、なかなか手を離してくれなくて去るのが惜しかったです。
本当にみんな、人懐っこい。


一人ダッシュでお花を摘んでプレゼントしてくれました♪
髪にもつけてくれてかわいくしてくれたんですよー

もっと一緒に遊びたかったなー。
また来たい!

学生時代、小学5年生の林間学校に10回以上同行した私としては
この数時間は全然物足りなかったです。


せっかくなら、孤児院に泊まりこんでがっつり遊びたい。。

どうやったらカンボジアで先生になれますか?←えっ




実際、先生を育成する機関もまだ十分ではないようで、
掛け算の6の段以上を教えられない先生なんかもいるそうです。


問題はまだ山積み。
ひとつひとつ解決に向けて支援が行われていますが、
まだ支援がないとやっていけない状態。


ポルポト政権で知識人が惨殺されてしまってから
やはり教育が必要ということがより明確になった一方、
まだその名残もあるときいてびっくりしました。


やっぱり、教育って大切です。
理事長がおっしゃっていた言葉をお借りすると、
「教育は、人と国を豊かにする」

ほんとうに、その通りだなと思いました。


当たり前のように教育を受ける機会が与えられてきた私たちにとっては
あまり実感がわかないかもしれませんが
ほんとうに恵まれた環境に生まれたんだなぁと感じます


今こうして学校で勉強して育った子ども達が、
これからのカンボジアを支えていってくれることを願っています。



長くなりましたが言いたかったのはそれです。

貧しいことを理由に苦しむ子ども達が 一人もいない世界を作る


そのために今できることは、まず  知る  こと。
少しでもそのことが伝わっていれば幸いです。

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